ネト見の記事 | ネットサーフィン見聞記
 2018年09月の本 ←書評のような記事にとびます。

 

ネト見の記事一覧





【私の本棚 その4】(最終回)

さて、【私の本棚】も今回で最後になります。
最後の本棚はほぼ文庫本の棚です。

かなり雑多に積んであります。

【私の本棚 その4】

金閣寺愛の渇き/<豊饒の海近代能楽集 小説家の休暇黒蜥蜴 三島由紀夫
 三島由紀夫の作品の中ではこの6作は手元においておきたい。
形而上学ニコマコス倫理学 アリストテレス
 学生時代、哲学科の先生に「1週間で読んで来い」といわれ気合で読んだ本。
 実際読んでいったら「バカだねぇ。お前本当に読んできたんだ。バカだねぇ」
 とよく分からないことを言われた。未だに当時の付箋だらけのまま。
悪童日記 アゴタ・クリストフ
 名作だと思います。
海底二万里 ジューヌ・ヴェルヌ
 この本も時々読み返したくなる。ナディア大好き!
ねじ式紅い花 つげ義春
 私の好きな漫画家、つげ義春と吾妻ひでお。『紅い花』は名作だと思います。
私の絵日記 藤原マキ
 つげ義春氏の奥様の絵日記。
 絵自体はそんなの上手ではないように感じましたが、
 心温まる雰囲気がなんともイイ。
妾の半生涯 福田英子
 これは浪人時代に予備校の先生に「休み時間中に読め」といわれ気合で読んだ本。
美と共同体と東大闘争 三島由紀夫・東大全共闘
 東大駒場900番教室で行われた伝説の討論会を収録した本。
 確かその時の映像も残っているらしいのですが、
 できれば見てみたいものですね。
少年たちのおだやかな日々 多島斗志之
 嫁に勧められて買った本。実はまだ読んでない。
ミミズクと夜の王 紅玉いづき
 同上。
細雪 谷崎潤一郎
 いわずとしれた名作ですね。
紫禁城の黄昏 R・F・ジョンストン
 以前紹介した気もしますが、ラストエンペラー・溥儀の家庭教師の回顧録。
ハーメルンの笛吹き男 阿部謹也
 
孤独な散歩者の夢想 ルソー
千字文 
 この本はとにかくすごい本だと思う。
 浪人時代に前出とは違う先生に勧められて読んだのですが、
 まあ知る人ぞ知る古典の名著ですね。
 岩波の文庫本だとコンパクトだし解説も豊富です。
兵法家伝書 柳生宗矩
 多少なりともかじった事がないとチンプンカンプナ内容かと。
映像の修辞学 ロラン・バルト
定家明月記私抄定家明月記私抄 続編 堀田善衛
 
流転の王妃の昭和史 愛新覚羅浩
 浪人時代に予備校近くの本屋でたまたま見つけた本。
 数年後、確か年末の特番かなにかでドラマかされていたけれど、
 やっぱり原作ほうが良いと思う。
無能の人・日の戯れ義男の青春・別離蟻地獄・枯野の宿 つげ義春
 つげ先生の作品群。
 確か全集みたいなの持っていたはずだったんだけど、
 誰かに貸してそのままになっているのだろうか…書庫にも見当たらない。
境界の発生 赤坂憲雄
尾崎翠 ちくま日本文学
 「第七官界彷徨」を読みたくて買った。
地を這う魚夜の帳の中で 吾妻ひでお
 「地を這う魚」の方は、吾妻氏のデビュー前の頃を描いた作品。
 独特の世界観が良いと思うけれど、
 読む人によっては置いてけぼりを食うかも。
定本 不条理日記 吾妻ひでお
 これをはじめて読んだとき、天才っているんだなぁと思った。
弱法師 中山可穂
 嫁が「部屋に置いといてください」といって置いてった本。
虚数iの不思議 
エアバスA380を操縦する こういう方向性の本が好き。 
 なによりイザって時のために大変役に立つかと…
 イザっていつか知らないけど。
同時代の作家たち 広津和郎
星の古記録 斉藤国治
 古文書に出てくる様々な天文観測記録を検証しているロマンチックな本。
「気」の構造 赤塚行雄
日本美の再発見 ブルーノ・タウト
悩む力 姜尚中
嫉妬の世界史 山内昌之
坂口安吾 ちくま日本文学
夢野久作全集9 ドグラ・マグラ
日々の泡 ヴィアン
 永瀬正敏さん主演の「クロエ」という映画の原案になった小説。
 映画も良かったけど、こちらの原作もすばらしい作品です。
大正時代の身の上相談 
 本当にどうでもいいようなことから、
 今の我々にも他人事ではないようなものまで、
 129編の悩み事の数々が収録されています。
戦後日本の大衆文化史 鶴見俊輔
阿片常習者の告白 ド・クインシー
 ボードレールなんかにも影響を与えた本らしいです。
気流の鳴る音 真木悠介
 翼をもちつつも根をはること、そのために何が必要か?
 世界を形作っているものはなにか?
 美しい本だと思います。
文学テクスト入門 前田愛
草迷宮 泉鏡花
 本書は泉鏡花の傑作だと思う。
 なんともいいきれいほど芳醇なイマジネーションが冒頭から最後の最後まで続く。
 多分、本人をしてもこれほどのものは書けないのじゃないかしら
 などと偉そうなこと言ってみる。
日本近代文学評論選 明治・大正編
 名文ぞろい。
古代国語の音韻に就いて 橋本進吉
レトリック認識 佐藤信夫
戦後責任論 高橋哲哉
阿部定手記 
 江古田駅前の古本屋で見つけた本。
 判決の全文や出所後の坂口安吾との対談も収録されています。
家畜人ヤプー 沼正三
 名著というべきか迷著というべきか、
 未だに物議を醸す作品ですね。
帰らざる夏 加賀乙彦
ビアズリー伝 ワイントラウブ
我が闘争 アドルフ・ヒトラー
 
東京の下層社会 紀田順一郎
「ひとりっ子長男」のための本 多湖輝
 別に私は一人っ子長男というわけではないのですが、
 なんとなく面白そうだったから読んでみました。
 一人息子の親だからこその子育ての楽しみ方を多湖先生らしい言葉でつづってありました。
明恵上人集 
 
企画脳 秋元康
 
カルトローレ 長野まゆみ
 嫁が部屋に置いてった本。
ナイトメア 小倉千加子
 同上。
聖なる酔っぱらいの伝説 ヨーゼフ・ロート
 
やし酒のみ チュツオーラ
 アフリカ文学屈指の名作ですね。
 いつか原書で読みたいと思っているのですが、
 未だに果たせていません。
サグラダ・ファミリア 中山可穂
そんな言い方ないだろう 梶原しげる
ふしぎなキリスト教 橋爪大三郎
コクと旨味の秘密 伏木亨
 
スタンツェ ジョルジョ・アガンベン
弔辞 文藝春秋編
 親しい人あるいは肉親、
 師や弟子の死に際し、人は何を思うのだろうか。
 著名人の葬儀で読み上げられた数々の弔辞をまとめた一冊。
 最後に、以前話題となったタモリさんが赤塚氏の葬儀で読み上げた
 弔辞も掲載されています。
川端康成 ちくま日本文学
 
日本人の座り方 矢田部英正
 これも以前紹介したようなしなかったような。
 まんまの内容で、とても平易に書かれていて読みやすい本でした。
 座るということ一つに対しての見方が変わります。
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか 内山節
 そういや、最近ホント聞きませんね。
自動販売機の文化史 鷲巣力
鬼の研究 馬場あき子
ことばと文化 鈴木孝夫
東西/南北考 赤坂憲雄
インドの数学
 日本で著されたインド数学に関する書籍ならこれ一冊で十分という感じ。
 専門的な知識がなくても容易に読み進められ、
 なかなかの良書と思うのですが、長らく再版されていないのが残念。
適当日記 高田純次
 ステキな純爺のステキな日記。
この地名が危ない 楠原佑介
 タイトルに引かれて読んだ本。
 かなり綿密に考察されているからか、
 これを読んで以来、日本ではどこにも住めないんじゃないか
 などと思うようになった…。
 
●妙好人と隠れ念仏 小栗純子
モンゴル帝国史 ドーソン
ふるほん文庫やさんの奇跡 谷口正男
 著者の壮絶な人生ドラマと文庫本に対する愛に満ち溢れた一冊。
マラルメ詩集 
ヴェルレーヌ詩集 
荻原朔太郎詩集 
黒田三郎詩集 
 ユリちゃんとのほんわかした日常に和まされます。
スペインの宇宙食 菊池成孔
 知人から頂いた本。
 ホント、菊池氏はマルチな才能にあふれているなぁと改めて感心しました。
ブラボー!すきま広告 ナガオカケンメイ
 こういう方向性の本も好き。
定義 谷川俊太郎
養老先生と遊ぶ 
幕末下級武士の絵日記 大岡敏昭
 江戸時代に絵日記があったのか!? と仰天しました。
 著者が途中で失態を犯して謹慎処分になったり、
 友人らとの酒盛りの献立など、
 武士の日常が目に浮かぶようです。
 なにより絵が可愛らしい。
GEISHA 
 映画『SAYURI』の原作です。
THE DAVINCI CODE 
●Süßwasserfische
 ドイツ語で書かれた魚の本。
 魚の絵がいっぱい。
●L’ART DU THÉ
 紅茶に関する本。
エリック・ホッファー自伝
うんこな議論 フランクファート
 これもタイトルにひかれて読んだ本。
 屁理屈やそれこそ“うんこな議論”に注目するようになりました。
The Federalist Papers by Alexander Hamiliton,James Madison and John Jay
悩むだけ損! 藤村忠寿 嬉野雅道
 我々世代の道産子にとってはすんごい有名人のお二人ですね。
 「水曜どうでしょう」の藤やんと嬉しーが送るお悩み相談室。
 
ニートの歩き方
 phaさんの著書。ニートも悪くないと思ったりなんだり。
手相占い 島田秀平
 これは勢いで買った。
気学入門ノート 深見東州
 そういえば気学というものをあまりよく分かってないなぁ
 などと思って勉強しましょうと買った本。
史記列伝 四 
蒙古史 
元朝秘史 
人魚の嘆き・魔術師 谷崎順一郎
 谷崎潤一郎が短編から長編へ移行する頃の名作。
 個人的には結構好きなんですけどね。
武州公秘話 
 
瘋癲老人日記> 
涼宮ハルヒの憂鬱 シリーズ
 
 買って売って買って売ってって繰り返してる。なんでやろう。
 その他、村上春樹やら三島由紀夫の文庫本群。


以上で【私の本棚】の紹介を終わろうと思います。
全集等含め約300冊程度が、今、こうして私の書斎にあります。
内装こそ新しめですが、家自体が築年数的に結構経っていますので、
部屋に置けるのがこのくらいが限度という感じ。
残りの本は木造二階建ての書庫にびっちり収めてあるのですが、
それら全部を紹介……となると、それこそいつまでたっても終わらないので、
このくらいにしておこうと思います。
以前、大移動ともいうべき引っ越しをした際には、
費用等の問題から蔵書の9割を処分してしまいました。
今にしてみればかなり痛ましいことをしたなとも思いますが、
それはこれから出会う本との新たなきっかけだったのかなと考えれば、
私のもとから巣立っていった本たちが
また誰かの書棚で読まれる日を心待ちにするスタートラインでもあったのかもしれません。
皆さんも、なにかオススメの本があったら是非紹介してください。
私も何かにつけて紹介していきたいと思います。
(そのためにネト見のデザインをちょっと変えたのですがね)
それではみなさんの読書生活に幸多き事を……。



私の本棚 その3

さてさてやっとこさ3本目の本棚となりました。
前回から半年以上も経ってしまいましたね。
して、今回の3本目の本棚はかなりカタ~イものばかりです。
例によって、amazon的なところへリンクを貼ってありますので、興味がある方はどうぞ。
また、古書等の関係で文庫なり出版社が違ったりします。予めご了承ください。
≪バックナンバー≫
私の本棚 その1
私の本棚 その2
で、今回の本棚は・・・

ざっとこんな感じです。
1段目左端にあるのは、
学生時代にチベットのお坊さんから頂いたチベット語の経典です。

こんな感じでステキすぎます。
あと、2・3段目にある小物は大体インド関係のモノですね。
インド旅行記で書いたガンジス川で汲んだ水やらも普段ここに置いてあります。
もちろんガネーシャ像もありますよ。

※写真はイメージです。
とりあえずこんな感じで。

【私の本棚 その3】

聊斎志異 〈上・下〉 中国古典文学大系

中国の古典文学作品の中で一番好きなのがコレ。
完全に芥川龍之介の影響を受けまくりな私です。
岩波講座 東洋思想 全15巻 岩波書店

ユダヤ・イスラム・ヒンドゥー・仏教・中国・日本と、
東洋思想の概略をが体系的にまとめられていて読みやすい。
とはいえお堅いことウケアイです。
図説インド神秘事典 伊藤武
“図説”と書かれてあるだけあってかなりの量の挿絵があり、
加えてとても読みやすく理解しやすく書かれていてとても良い。
インド好きにはたまらない一冊。
モンゴル仏教紀行 菅沼晃
学生時代、インド哲学という怪しげなものを専攻していた私ですが、
実はその中でもモンゴル仏教たるとてもとてもマイナーなジャンルが本専攻でした。
日本人の先生による数少ないモンゴル仏教の入門書。

モンゴル年代記  森川哲雄

蒙古源流
モンゴル朝の道教と仏教 窪徳忠
東京・本郷在の山喜房にて、学生時代にナケナシのお金をはたいて購入した思い出の本の一冊。
山喜房さんには学生時代よく通っていた。仏教書といえばここという感じ。
高いけど。
日本書紀(上・下) 岩波書店
上京した年の夏、府中駅前にあったコジンマリとした古本屋で買った。
内容はいわずとしれたものだけれど、
なにせこういうものは文字がびっちり書いてあるに限る。
古事記 (ワイド版 岩波文庫)
とはいえこちらは岩波文庫のワイド版を購入。
なんとなく、解説などが極力少ないもので読みたかった。
美意識の芽 五十嵐郁雄
この本の副題は“美容師のための絵本”となっている。
実際、美容師を目指す人がどういう感性・感覚を養うべきかということを
文章よりも繰るページ繰るページ全体で表現している感じがする。
しかし、ここに書かれてあることは、美容師に限らず、
芸術あるいは美を追求したい人には必要なことばかり。

宇宙エレベーター アニリール・セルカン
平易な文章。興味深い内容。
そしてこの著者が実は宇宙飛行士の候補生であること、
そこに夢がある。
しかし、この著者の方は後々ある出来事をきっかけに表舞台での活動が見られなくなるが、
そのことについてはここでは割愛する。
ただ、やってはいけないことをやってしまったとしても、
この本には夢がある。そして、希望がある。
芸術起業論 村上隆

この著者にしてこの著作!
考えてみればごくごく当たり前のことなのだけれど……。
ただし、表紙がとってもとっても怖いです。いろんな意味で。
インド宇宙誌 定方晟

タイトルまんまです。興味深いでしょ?
インド哲学史概説 金岡秀友
この一冊でインド哲学の概要はつかめます。
ええ、本当に概要は。
興味持ち出してツボにはまると大変ですがね。
西脇順三郎詩集

伊藤静雄・中原中也以外でも、私はこの人の詩も好きだ。
知的で繊細で、絶望や希望というごくごく感情的なものを
全て理知の中に押し込めてしまったような、冷静な言葉たち。
おすすめは“さんざしの実”
ウィトゲンシュタイン

この本、なんでこんなとこに入っているんだろう…と自分でも謎。
以前ここでも紹介した“rfw”という曲を友人らと面白がって作ってたとき、
参考資料がてら神保町で買った本。
確か800円くらいだったはず。

皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則 ペンローズ
はい、いわずと知れた名著ですね。
副題の「コンピュータ・心・物理法則」の通り、まんまの内容です。
「果たしてコンピュータは心を持つことが出来るのか?」という命題に対し、
低位なものから高度なものまでの物理理論を平易に解説しつつ挑んだ著書。
とはいえ、訳が直訳気味なのと、たいした実証性もない例が出ていたりと、
ちょっと腰砕け感はある。
ただ、最後まで読んでしまうとやっぱりペンローズの“勝ち”と思えてならない。
古典落語大系 全8巻

以前、よく通っていた喫茶店のママに頼まれて神保町で買ってきた。
ママは一気に読み通したらしく、2週間も経った頃には
「もう持って帰っていいわ!」
といい始める始末で、現在我が家にある。
全巻中、第8巻のみ上方編となっているけれど、
もう少し上方落語が収録されていても良いのにとよく思った。
まあ、米朝のものでCD出てるからいいけどさ…。
愚管抄

金槐和歌集 新潮日本古典集成
私が藤原定家の次に好きな歌人・源実朝の歌集。
「大海の磯もとどろに寄する波破れて砕けて裂けて散るかも」この歌が一番好きかも。
万葉集

悲境に生きる 源実朝 (日本の作家21)
実朝の人となりがよく分かる一冊。
結構トンデモちゃんな感じは否めないが、
その裏に抱える彼なりの悲哀が淡々とつづられています。
源実朝 吉本隆明

実はこれ、故・吉本隆明氏から直々に頂いた本。
以前、私は氏のご自宅近くに住んでいたということもあって、
氏が散歩などしておられる折にちょくちょく出会って、
お話しなどさせてもらっていた。
私が仕事の関係で実朝関係の書籍を探していた際、
こころよくお譲りいただいた品。
一筆もらって置けばよかったなぁなどとも思うけれど、
そんなものなくても私にとっては宝物のような本です。
史伝 後鳥羽院

式子内親王伝

能なんか観る人だとよくご存知だと思うけれど、
謡曲『定家』では定家の恋人として描かれている式子内親王。
しかしこの本では、従来の定説を覆すべく
法然こそ式子内親王の“面影びと”であるという説を唱える意欲作。
追憶に生きる 建礼門院右京大夫

西域文明史概論・西域文化史
現代においても謎めいた感のあるいわゆる“西域”とよばれる地方。
そこに息づいてきた文化・文明、民族の変遷などの歴史を紐解いた一冊。
入門書にしてかなり深いところまで解説されています。
でも気軽に読めるほどゆるい文章ではありません。
山島民譚集
この本は柳田国男の民俗学に関する最初の著作ではないかなんていわれています。
現在、全集であればその後に発見されたものなども含めて全て読めるようですが、
私自身はこの一冊でも十分楽しめると思います。
パンソリ
パンソリってご存知ですか?
韓国の伝統芸能の一つなのですが、
日本のものとはまた違って、独特の哀愁があり深甚です。
これはその中でも名手とうたわれた申在孝のパンソリ集。
四編の収録ですが、まずもって訳と解説がいい!

幕末百話 (角川選書〈14〉)
明治期に江戸文化の喪失を懸念した編者らによって整えられた一冊。
殊、幕末の空気を感じさせる聞き書きのスタイルが
なんとも時代を彷彿とさせます。
残念なことといえば、
各話の語り手たちの名・職業がかなりの数不明であることと、
未だに再版されていないことかな。
妖艶定家の美
定家の美意識についてコンコンと語られています。
興味のある方はどうぞ。
藤原定家 (人物叢書)
定家関係の本としては、
個人的に一番オススメっちゃあオススメの一冊です。
傍若無人な像の裏にある
「ダメ人間・定家」をこれでもかというくらいに書き連ねてます。
大鏡・今鏡・水鏡・増鏡/通俗日本全史 源平盛衰記・北条九代記
私の持っている『大鏡・今鏡・水鏡・増鏡』は上記リンクのものではありませんが、
二冊とも、例の以前よくいっていた喫茶店のママに頼まれて神保町で探してきた古いものです。
まあ、まずは平家物語あたりを読んでから、これら二冊にあたると
とても面白いと思います。個人的に。
モリー先生の最終講義―「死ぬこと・生きること」
かなり前ですが、『モリー先生との火曜日』で話題になった「モリー先生」が
迫り来る死を見つめながら自ら書き下ろした一冊。
心優しいことばでじっくりと自分の人生と運命に向き合っている、美しい本です。
私が持っているのはこの原書になる『Letting Go』という本なのですが、
現在は『Morrie In His Own Words』と改題されているようです。
The Book of Tea茶の本
日本の空間的美意識の奥深さに迫る名著ですね。
浪人時代、「原書で読んでみろよ」と先生に言われて読んだ本。
原書っても、岡倉天心が英語で執筆したんですからね…。
すごいな、昔の人は。
神戸事件の謎―「酒鬼薔薇聖斗」とは?
一応私も酒鬼薔薇世代と呼ばれる世代の一員ですが、
この本の内容は出版された当時の私にはかなり衝撃的だったことを覚えています。

暗い森―神戸連続児童殺傷事件
酒鬼薔薇聖斗の告白―悪魔に憑かれたとき
犯罪をめぐる思考-リセットの誘惑
世界文学全集 10 メルヴィル
メルヴィル…そう、『白鯨』です。
もう読み古されたような名作でも、
私には手元においておきたい作品がいくつかあり、
『白鯨』はその中の一つ。
SFアニメ化された『白鯨伝説』、あれも面白かったなぁ。
ちなみにリンクは岩波文庫のものになっていますが、
私の本棚にあるのは講談社の世界文学全集のものです。

モモ
定番中の定番という感じですが、
個人的にこの作品に対してはあまり思い入れがありません。
ただ、私が蔵しているのは原書ということもあって、
時々読み返してみたりすると、幼少の頃の気分に浸れます。

完本 茶話 上・中・下
詩人でありながら、大正期随一の名随筆家・薄田泣菫の随筆集。
一編一編が短いこともあるが、
何より、ウィットといいユーモアといい皮肉といい、
とにかく癖になる文章の面白さがある。
時折パラパラとめくって読んでも次々に新しさを覚える名著。
北欧神話物語

クオリア降臨 茂木健一郎
茂木氏の主張や思想は、個人的に嫌いではない。
でも時々、氏の著作を読んでいると
「で、結論は?」とか「で、何を言いたいの?」
と感じることがままある。
しかし、この本にはそれを抜きにしても、
物を考えるという上でのヒントが隠されているような気がしてならない。
でも、結局何言いたいんだかよくわからない。
マゾヒストMの遺言 沼正三
家畜人ヤプー』の作者、沼正三氏による一冊。
写真までありますが、果たしてこの方が本当に沼正三氏であるかどうかは分かりません。
ただ、氏からの赤裸々な言葉がこの本にはあります。
性的倒錯
かぐや姫の光と影―物語の初めに隠されたこと 梅山秀幸
かぐや姫の物語の見方が変わりました。
本朝文粋 (新 日本古典文学大系)
こういうのを時々読んで目の保養としています。

国訳一切経 (印度撰述部 法華部)

日本古典文学大系 篁物語,平中物語・浜松中納言物語
『篁物語』はエロいと聞いて…というんでなく、まあそれもあるけれど、
三島由紀夫の『豊饒の海』を読んでから、
ベースとなった『浜松中納言物語』ってどんなんって思って買った本です。
なぜか未だに手元にある。
謡曲集 (上・下)
ウパニシャッド
インドで買ってきた原書。
しかも112編も入ってる! 素晴らしい!!
こんなんよ
↓↓↓↓

キャッ! ステキ!
……って、大概の人が「ウパニシャッドって何?」
となるでしょうね。
簡単にいえば、インドの坊さんの奥義書みたいなもんです。
一応リンクには日本語訳のものを張っておきましたので、
興味ある方は読んでみてはいかがでしょうか?
ワケわかんないと思うけど。
吾妻鏡 (岩波文庫)
玉造小町子壮衰書
さて、今回の本の紹介はここまで……
ですが、はずしたつもりがばっちり冒頭の写真に写りこんでしまったんで、
気になる方もいるとも思いますし、本棚下部の扉の向こうも紹介しておこうかと。
「どーせ、HなDVDでもはいってでしょ」って?
なぜにバレたしwww
ええ、すんごいエロエロなものが入っているんでざますよ。
では御開帳!
はいッ!!

……って、すんません。これだけです。
ここには学生時代のノートや仕事で作ったノートの中で、
資料として他のことに使用できそうなものをいれてあります。
あと、ミクパのライブDVDの隠し場所にもなっています。
嫁曰く「ミクは可愛いけど嫌い」ということなので、
変な場所に置いといて処分されても困るので、
こんなところでひっそりと保管していたりします。
そんなこんなで、【私の本棚 その3】は終了!


≪バックナンバー≫
私の本棚 その1
私の本棚 その2


私の本棚 その2

【私の本棚 その2】
初回【その1】が2月だか3月で、それから約半年。
別段忘れていたわけではないのですが、
相変わらずの事情にてゴメンナサイm(_ _)m
さてさて今回、2つ目の本棚なのですが、

ざっとこんなものです。
ここには雑誌やら画集・写真集をはじめとした大型本の他、
サブカル的な本を雑多に押し込んであります。
ダリ全画集 (タッシェン・ミディアートシリーズ)
 東京ドーム横のラクーア内にあったヴィレッジ・ヴァンガードで買った。
 自転車のカゴに入れて帰ったけれど、すんごい重かった。
血と薔薇
 復刻版ですけどね。
 三島・澁澤というあのあたりの感性に少しでも反応できるのなら、
 やっぱり手元に置いておきたい本ですね。
前田真三集 (ブティックムック (No.177))
 北海道といえば富良野・美瑛。
 そんなイメージを根付かせる礎となった一人、写真家・前田真三氏の写真集。
 殊、この本には撮影記録等の詳細なデータが豊富で興味深い。
アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト)
 以前、某所で開催された写真展に行って、そこで一目で惚れ込んだ。
 「世の中にはこんなオモロい写真撮る人がおるんやねぇ」と感心しきり。
 知らない人は是非一度ご覧になっては?
お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」
 JR山手線・巣鴨駅前の本屋でふと手に取り購入した一冊。
 結構目からウロコなことが多かった。
考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術
 「よくあるよね~」と肯きながら読んだ記憶がある。
 ちょっとメゲタ時になんか読むと結構勇気をもらえたりした。
300人委員会―「世界人間牧場計画」の準備はととのった!!
 確か上京して最初に買った本じゃなかったかなぁ。
 現在は改訂版として上下二巻で出ているはず。
ヒンドゥーの神々
 インドの色んな神様が出てくる本。
 ただし、口絵として写真資料が数十ページあるだけで、
 基本的に文字ばかりです。
東洋思想 イラスト版 (FOR BEGINNERS)
 入門書としては妥当なのかしらね、こういうの。
失踪日記
 発売日当日に、何も知らずに葛西駅前の本屋にて購入。
 その日は葛西駅前で知人と待ち合わせをしていたのだけれど、
 一読して「こりゃあ面白い!」と思ってその知人に貸すと
 「これ、お前の事だろ?」といわれた。
 喜んでいいのやらなんなのやら……orz
うつうつひでお日記 (単行本コミックス)
 ちなみにですが、私、
 漫画は吾妻ひでお氏とつげ義春氏のファンです。 
仏教経典の世界 総解説 (総解説シリーズ)
百姓の力―江戸時代から見える日本
蟲になりても―復刻版 ある死刑囚の歌 (高知歌人叢書)
 以前一緒に仕事をしたある方から頂いた本。
 その時はこの他に自費出版されたものもいただいた。
 なぜこの本を私に渡してくれたかは不明なのだが、
 正直、一読後涙が止まらなかったことは覚えている。
昭和の世間噺―いろイロ (小沢昭一座談)
 以前入り浸っていた喫茶店のママから頂いた本。
 ラジオとかでもそうだけど、こういう学生時代、
 あるいはこういう経験を
陰翳礼讃
 初版本。某ブッ○オフで100円で売ってたw
 まあ、結構ボロがきてたから仕方ないか。ブック○フだし。
小林秀雄対話集
 これも例の喫茶店のママからもらった本。
●湊山幸温泉
 友人のお父さんの本。自費出版なのか分からないけれど、
 市販されているところを見たことがない。
 でも、色々思い出があるからいつも目のつくところに置いてある。 
●人生読本 福沢諭吉
 今はなくなってしまったけれど、東京・本郷の某古書店にて購入。
 その時は確か『寒村自伝』を探していたのだけど、
 そこの店主に「お目が高い! 君ならこの本も面白いんじゃないのかなぁ」と
 書棚の一番上あたりから出してきたのがこの本だった。
 春夏秋冬の順に福沢先生のエッセイが並んでいて
 「こりゃあ面白そうだ」と思ったところで
 「1000円」と言われてしまった……orz
 後日、後表紙に売り値札がついていたけど800円だった。
 
●満州建国読本
 こういうマニアックな本を見つけた時の喜びはヒトシオ。
オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学
 イザって時のために。
聖書 – 新共同訳
●モルモン書
 ええ、もらいましたよ。路上で。
日本の黒い霧
 初版本。そしてやっぱりブックオ○で100円だった。
涼宮ハルヒのユリイカ!ユリイカ2011年7月臨時増刊号 総特集
日本人の帽子
 中原中也の帽子にはじまり、さまざまな著名人と帽子のその関係。
 こういう着眼点で書かれた本って、本当に面白いと思う。
中世奇人列伝
 奇人というか、奇特というか、そんな人ばかりでています。
「の」の音幻論
 一つの助詞がこんなにも潜在力をになっているのかと思える一冊。
 優しい文体でかなり深い内容です。
 ちなみにさきほどの『日本人の帽子』と同じ著者の作。
吾妻ひでお〈総特集〉—美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪(文藝別冊)
 吾妻先生最高!
あやかし考 不思議の中世へ
「血」の思想―江戸時代の死生観
フェルマーの最終定理
 フェルマーの最終定理に関して定番の一冊。
ウルトラマン研究序説
 こういう本に弱いんですよ、ええ。
原典 ユダの福音書
宇宙の歩き方
 「宇宙に行く際に必要かなぁ~」とおもって買っといた!
マンダラの理論と実際
「源氏物語」 (天野喜孝美術館シリーズ)
 小さいころから天野画伯のファンだけど、今のところ書棚にはこれだけ。
 他は書庫にて保管。
モンゴルの仏教美術
 モンゴルの仏像等を専門的に扱った日本でほぼ唯一の本。
埴谷雄高・吉本隆明の世界 (二十世紀の知軸 1)
植物 (学研の図鑑)
 図版が絵なのがちょっと残念。
太宰治・坂口安吾の世界
高校生に贈る数学
 このシリーズは名著だと思う。
 だって、1巻の頭からトポロジーでっせ?
 わっかるかなぁ~このwktk感。
夢判断
 私の叔父の愛読書。
 近日中に【その3】をうp(…したいな)。