さて、【私の本棚 その4】(最後回)に行く前に、
ちょっくら息抜きがてら、
私が普段使っている文房具(ある意味商売道具)の類なんかも紹介しようかと思います。
はっきり言って私の仕事(本業は別ですが)はPC一台と
周辺機器さえそろえればそれで事足りてしまいます。
しかし、私自身とってもとってもアナログな人間なようでして、
なにをするにもまず手書きが基本。
昔からの癖なんでしょうね。
だから例えば簡単な記事を書くにしても
まず手書き→PCでテキスト化しつつ校正・手直し
というスタイルになってしまっています。
もちろん全部が全部というわけでなく、
時と場合にもよりますし、何をするかにもよります。
このネト見の記事なんかは直接エディタに打ってますしね。
なにはともあれ、ちょっくら私の文房具をばお目にかけましょう。
特に変わったものがあるわけではありませんがね。
まずは筆記用具の類。
左から
・オート 万年筆F-スピリット FF-10Fシルバー
・オート リバティ 水性ボールペン
・ZEBRA社製のボールペン
OHTOの万年筆は中字の芯のものを使っています。
以前は細芯だったのですが、ペン軸も細くちょっと使いづらかったので
今はコレを使っています。
インクはWATERMANのブルーブラックを使用。
OHTOのボールペンは浪人時代に京王線沿いのとある文房具屋で買ったものです。
学生時代のノートも、また現在原稿を書くにもメインで使っているペンです。
全体の重心がペン先の方にあり、最初はとても違和感がありましたが、
慣れてくると流れるような書き味を覚えます。
ただし、インクカートリッジが特殊なのと
ペン先が非常に固く細いこともあって、薄い紙なんかだと結構破れてしまいます。
インクは専用カートリッジで0.4mmのブルーブラックを使用。
ZEBRAのボールペンはノックタイプのもの。
メモ書きやホントの意味での普段使い用です。
ごくフツーのものと大差ありません。
しかしこれもインクが専用カートリッジで、そのインクだとゲルタイプのようなにじみや漏れ、
あるいは安いボールペンのようなペン先の汚れもなく、重宝しています。
インクは専用カートリッジのもので0.7mmのブラックを使用。
この3本を携帯する際には、左上にあるペンケースに入れてます。
本来は三ツ折なんですが、クセがついて二ツ折になって見えてます。
袋状になっているんで中に何本ペンを入れようが
ヒモごとグルグル巻きにしておけるので便利。
で、こちらはそれこそ常用携帯のペンケースとその中身です。
時々入れ替わったりしますが、大体こんな感じです。
ちなみにペンケースは100円ショップとかで売ってるような通帳ケースを代用しています。
最初使った時から具合が良かったんでそのまま使ってます。
右上にある銀色のケースは、
やっぱり100円ショップで売っているような名刺入れ。
これにはメンディングタイプの付箋や字消版、小さなクリップ、訂正シートなどを入れています。
汚れないし曲がらないので便利。
その他、入っているものは、
・ペン類のカートリッジの換え
・色紙付箋
・小さめの消しゴム、
・カッター(時々デザインナイフも)
・サインペン
・修正ペン、
・定規
・ブックマーク(洋書用の栞)
・四色ボールペン
・(写真にはないけど)鉛筆
・赤青の色鉛筆
・黄色のダーマトペン
・製図用シャープペン(0.5mm HB 黒)
・普通のシャープペン(0.5mm HB 黄色)
などを入れています。
で、ここで「なぜ黄色があんの?」と思われる方もいらっしゃると思うので、
少々解説しておきます。
私は(特に資料用の)本を読みながら線を引っ張ったりする方なので、
その際に使用しています。
で、なぜに黄色かといいますと、
ズバリ! コピーをとっても線が写らない!
このことに尽きます。
学生時代、とある先生から教わった方法でして、
以来ずっと本に線を引くときは黄色を使ってます。
ただし、濃いとコピーしても写る場合があるので
なるべく薄めのものを使用しています。
また、蛍光ペンなんかだと裏に染みてしまう可能性がありますので私は滅多に使いません。
なお、図書館や人から借りた本には絶対に線を引いたりしてはいけませんよ!
いいですか?
それから四色ボールペンや赤青の鉛筆はノートを作ったりする際に使います。
私の場合、最初推敲・考察しながらノートに書く際、基本的には先のOHTOのボールペンや
黒のボールペン・鉛筆などでメモや書写、構想を書いたりします。
その後、読み返したりして推敲した結果や新しい情報、訂正・注意書きをする場合、
ブルーブラック・黒以外の色でそれを書き込みます(私の場合は赤)。
そしてまた別の情報が入ったり、更なる推敲の結果や訂正・注意書きなどをする際、
また別の色を使います(私の場合は青)。
大体三回も推敲すればいいとこまとまるもんです。
それ以上やっても煮詰まるだけというか、
そのくらいで収まるように物事を考えねばなといつも注意しながらノートしてます。
余程の勘違い見当違いがある場合は別ですが。……
ちなみにこんな感じ
↓↓↓↓
ノートで思い出しましたが、
私が常用しているノートはこちら
ツバメノートKB4というノートです。
これも学生時代にみつけて以来ずっと愛用しています。
フツーのノートに比べて少し高いのがネックといえばネック。
サイズはB5、背中はヒモ綴じなのでとっても丈夫です。
また都合80ページですので、 枚数的にも多すぎず少なすぎずという感じですし、
なにより適度な厚みで持ち運びに便利です。
また、ページ左側に罫線が入っていて日付や参照項目を書き付けるにも便利。
でも、なによりもこのノートの凄いところといえば、
なんと!
ノートのくせにスカシが入っている!!
ってことなんです。
注:現在市販されているものには入っていないようです。
ノートのくせになんていったら怒られそうですが、
これだけでも高級感があるでしょう?
紙自体もザラザラ感が少なく、書き心地がとても滑らか。
ただし、ちょっと残念なのが紙面が80ページ分あるにもかかわらず
インデックス(目次)用のページがないところです。
私の場合、各ページの上(ヘッダー中央部)にページ数を記入し、
1ページ目をインデックスにするか、
表表紙の裏にレポート用紙を貼って代用しています。
更にノート関連だと、
よくアイディアを出したり箇条書きで構想を発展させたりしたい時には
MOLESKINEのA4プレーンノートを使用しています。
個人的にこのノートを『アナログ版iPad』と呼んでいたりなんだり。
友人にも「あれ? お前のiPad今日ないの? www」
と突っ込まれたりしてます。
これは広げればA3程度の大きさになりますし、なにより罫線なども一切ないので、
子供の頃、画用紙になんでも書き放題していた感じで自由に使えるところが気に入ってます。
moleskin関係だと、
普段持ち歩いているメモ帳もMOLESKINEのルールドノートのものを使用しています。
今現在は外出先で今後のスケジュールを……ということがほぼ皆無なので、
罫線だけあるものを使っています。
一度洗濯されてしまいボロボロです(-谷-;A
moleskinを良いなぁと思うところは比較的水に強いところでしょうか。
また、折れたりしてもバラけてしまうことも少ないと思います。
それに、ページ後半部では切り取り線が入っているので、
メモを渡したりするのにも便利です。
なお卓上では書き損じの原稿用紙やチラシの裏、
出力ミスした紙をA5くらいに切ってクリップで留めて使っています。
これも学生時代からのクセのようなものです。
皆さん、資源は有効利用しましょう。
原稿用紙で思い出しましたが、
冒頭のほうでも手書きをするような話しをした通り、
その際には私もやっぱり原稿用紙を使用しています。
文字数やページの把握、テキスト化やレイアウト時の状態を予想するのには
やっぱり標準的な原稿用紙が一番かと思います。
普通の記事はコクヨの400字詰めB4原稿用紙(時々A4サイズも使ったりしますが)、
脚本みたいなもんだと200字詰めを使用しています。
200字詰めだといわゆる“尺”の計算に便利なもので……。
また、原稿用紙といっても種類も数あれば、
メーカーによって様々出ています。
私も以前は結構特殊なものを使っていましたが、
しかし、やれイザなくなった時に困るんで
今では本当に標準的なものしか使っていません。
スケジュール管理には
3年常用のものを使用しています。
コレに関しては特にどのメーカーのというこだわりはありませんが、
なるべく書き込めるスペースが多く、
過去の出来事をすぐ見つけられたり
比較できたりするようなものを探して使っています。
と、それはそうと、
机の中をガサガサやっていたらまたなんか色々ありました。
全部引っ張り出してくるのは大変なのでごく一部ですが、
それでも結構色んなものがありますね。
・ドラパステンプレート
・写植級数表
・デジタルノギス
・穴あけ
・直線定規
・雲形定規
・三角スケール
・製図用コンパス
・ラベルシール
・卓上ルーペ
・カラスグチ
・アーミーナイフ
・羽ぼうき
・ペン先(G・カブラ・スクール)
・カリグラフィペン先
・面相筆、大筆・小筆数種
・色鉛筆24色
・黒鉛筆(9Hから6Bまで一通りある!)
・カラーチャート
etc……
なんだってこんなに色々あるんだか
自分でもよくわかりません。
写真には写ってない中にも色々怪しげな文房具は他にも色々ありますが、
それはいずれ機会があったらそこでご紹介します(多分ないなw)。
さてさて、
そんなこんなで私が常用している文房具の類を大体こんな感じと紹介してきましたが、
私自身、冒頭にも書いたとおりかなりアナログな人間なのもあり、
また昔からのクセが抜け切れていないということもあり、
未だに手書きあるいは手作業で物事を進める場合がかなりあります。
私の場合、どうしてもPCを使っていたりすると現実感が沸かないというか、
明確な意味での視覚化、それ以上に五感をフルに活用しての思考・推敲がしづらいのです。
人それぞれ色んなやり方があると思います。
今回ご紹介した文房具・使い道もまたその一つです。
でも、ぶっちゃけパソコンでやった方が便利だし
簡単で速いし、なにより持ち運び便利だから楽なんすけどねw
最後に、普段私が使っているPCはこちら
VAIO VPCJ1です。
OSはWindows7。
持ち運び用にはhpのノートを使用していますが、
そちらはOSがXPなのとCPU的に色々限界なので、
そろそろ買い替え時かななどと思っています。
周辺機器はなんか知らんけんど、
気づいたらCANON製品ばっかになっています。
まあ、こんなところですかね。
次回、【私の本棚 その4】最終回となります。