実は発売すぐに買っていたのですが、紹介する機会を逸していたので別個で紹介したいと思います。
日本史モノ事典
世界史モノ事典
二次創作など活動されている方の中ではもうご存知という方も多いと思います。
日本史・世界史に分けて、ありとあらゆるモノの名称・種類が網羅されている逸品です!
イラスト付きで道具の名称があったり、
時代による髪型の変遷が一目でわかったりという優れもの。
こちらは古代ローマ時代のトーガの巻き方ですね~。
創作や時代考証の資料としてももちろんですが、フツーに読み物としても全く飽きません。
アーチの形状一つとってもこんなに種類があるんですね~。
私も都内在で物書きやっていた頃には、資料用としてこうした事典や資料集の類は山のようにあったですが、田舎に戻るのを機に友人知人らにそのほぼ全てを譲ってしまったので、「あ、これなんだっけな~」と調べたくても資料が手元にないという状態。でも、この2冊ならコンパクトで置き場所にも困らない。なにより、調べもの足がかりとしても十二分に使えます。
十三世紀のハローワーク
ちなみにですが、手元に残っている資料モノで個人的に一番気に入っているのが
戦前、岩波文庫から出されていた『呼称類物』という本。
江戸時代の諸国の方言がまとめられた一冊で、時代背景はもちろん、俳諧や本草学に至るまで、幅広い方言がまとめられています。
現在は絶版となっていますが、是非とも復刊を望みたいものです。
図解 中世の生活
【本紹介】『日本史モノ事典』『世界史モノ事典』