昨日発生した京都アニメーション放火事件。
被疑者として身柄を確保した男の氏名も公表されましたが、あらためてなんと卑劣で惨い、理不尽極まりない事件を起こしたものかと憤りを隠せない。
亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
さて、報道では40Lのガソリンが撒かれたとのことですが、この動画では20Lのガソリンの爆発力を実験しています。
正直、20Lでこの威力です。
私も職業柄ガソリン等の燃料類をよく使いますが、取り扱いには細心の注意を払っています。また、ちょっとした手違いから起こった事故で、過去に一度だけ畑の真ん中で2,3Lくらいのガソリンに火がついて爆発したのを目の当たりにしたことがありました。結構な距離で離れていたのですが、それでも相当な熱さを感じました。
今回の事件、建物の構造上の問題もあるかとは思いますが、室内で40Lのガソリンに着火したことを思うと、想像を絶するような爆発だったのだと思う。
これは事件ではなくもはやテロだと、そう思わざるをえない何かがあります。
サムネの爆発は2:40あたりから。
(約4分40秒)
また、一部で下記のような問題も起こっているようなので紹介しておきます。
火災事故関連では大変著名にして信頼の篤い先生ですね。こうした無理解に加えなんでもかんでもバッシングすればいいという精神構造には虫唾が走る。
京都アニメーションの今までの作品から何も学んでいないのだろうか?
●京アニ火災の報道で火災学会会長の解説が笑っているとバッシングや嫌がらせメール→教え子たち「吃音症の症状だから理解してほしい」 (togetter)
先の京アニ火災の件で電話取材に答えられた日本火災学会会長の長谷見雄二先生、喋り方が普段から少々独特な方ですが別に笑っているわけではなく本当に誠実な方なのでそこの所どうか宜しくお願いいたします(講義を受けた身として)
— だーはら (@W_gakuin_KH) 2019年7月18日
京アニ火災の件で電話取材で話された長谷見雄二会長に、相当数の嫌がれせメール。先生は元々吃音でこういう喋りをする方。ふざけているわけでなく真面目に解説されている。事件の解明が急がれる中で、匿名で嫌がらせをするなんていう足を引っ張るようなことは止して欲しい。。 pic.twitter.com/tByqAbUqYY
— 翁 (@okina_u) 2019年7月19日