かつてまだまだ医学が発達していなかった時代、女性のいわゆる"月のもの"は大いなる誤解を受けていたことは想像に難くない。
そしてその対処の歴史もまた、誤解と工夫の鼬ごっこのような変遷を辿ってきたのがこの動画でよくわかる。
日本の田舎ではかつて、生理中の女性がその期間共同生活を送る「不浄小屋」「忌み小屋」「ひごや」などと呼ばれる建物があったと聞くが、決して良い印象を受ける名称ではない。また『源氏物語』とかでも「穢れさせたまひて」などの記述があったことを思い出すが、やはり"血=穢れ"というイメージは人種・文化を問わず根深くあるのだろう。
(約15分)長尺注意!!
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生理用品の社会史 (角川ソフィア文庫)