【日本最恐】旭川市・常盤ロータリーを解説してみる。 | ネットサーフィン見聞記
 2018年08月の本 ←書評のような記事にとびます。

 

【日本最恐】旭川市・常盤ロータリーを解説してみる。


日本最大にして最恐のロータリーとして名高い
北海道旭川市の常盤ロータリー。
なぜそこまで恐れられているのか、
今日はその理由を検証してみたい。

【前説】ロータリーとラウンドアバウト

皆さんはロータリー(円形交差点)とラウンドアバウト(環状交差点)の違いを説明できるだろうか?
そもそも「ラウンドアバウトって?」という人もいるかもしれない。

平成26(2014)年9月1日の道交法改正にともない、
やっと日本でも使われ始めたくらいの言葉なので仕方ないかもしれない。
ラウンドアバウト(環状交差点)とは、信号機のない円形交差点の一種のこと。
一般に、円形状の環道を指示された一方方向にのみ通行するものが円形交差点とされているが、
環状交差点はそれに加えて安全性やスムーズな交通の流れを実現するために考案されたものである。

以下の記事など参照されたい。
改正道路交通法が一部施行されます/平成26年9月1日施行
ラウンドアバウトとは?ロータリーとはどう違うの?

【本題】旭川常盤ロータリーについて

以下の記事を読んでいただきたい。
【円形の交差点】こんなの初めて通る人は絶対戸惑うだろ…。日本では珍しい旭川ロータリーの難しさ (情報屋さん。)

冒頭にあるのは同じ北海道にある釧路市のロータリーだが、
本題の旭川の常盤ロータリーの映像を観て、なにか感じなかったろうか?

前説のリンクなどでもあったが、一般的なロータリーでは
・ロータリー内を走行する車両が優先
・右回りに通行し、ロータリー内の側端に沿って徐行
などの基本的なルールに加えて、ローカルルールも存在する。

この旭川市の常盤ロータリーに関しては、
殊、ローカルルールが際立って特殊なことと、
ロータリー全体の形状も特殊なことが相俟って、
その難易度を飛躍的に上げているようだ。

まず、その形状だが、

この地図の通り、このロータリーは6つの通りに分岐している。

それぞれの入り口は以下の通り。
・昭和通り方面(国道40号線)

・旭橋方面(国道40号線)

・緑橋方面

・9条通り方面

・買物公園方面

・常盤公園方面

そして地図内で色が変わっているところ、
ここは旭川市と最北端の街・稚内市を結ぶ国道40号線となっている。

こんな道路標識でつながっていることが分かります(距離がwww)。
↓↓↓↓

閑話休題。

つまり「ロータリー内は国道40号線」と考えて良いだろう。
複雑怪奇なローカルルール発祥の主要因であるので、覚えておいてもらいたい。
また形状に関しては、
ロータリー内に国道をはじめとした幹線道路が入り組んでいる以上、
結構広々としているのだが、なんとロータリー内に白線がない
つまり、自由に走ろうと思えば走ることができる状態になっている。
この点もまた、複雑なローカルルールの要因である。
それでは具体的に見ていきたい。

この常盤ロータリーに関しても、
基本的にはロータリーの中の車が優先される。
もちろん道交法的な問題でもある。
よって、ロータリー内を走行する車が来なければ進入可能だ。
しかし、問題はそこに例外があることだ。
そしてそれがローカルルールの始まりだともいえる。

~ローカルルールその1~国道優先!

ついさっき「ロータリー内の車が優先」と書いたが、
国道40号線(昭和通り及び旭橋方面)は例外。
国道からロータリー内に進入する車が優先ということになります。
つまり、国道からロータリー内に進入する車がある場合

ロータリー内を走行している車は一時停止して待たなければならない

これ、完全に初見殺しですwww
~ローカルルールその2~ロータリーから出る時の信号は無視
ちょっと誤解をさせてしまうような書き方になってしまいましたが、
もちろん信号の指示には従わなければなりません

しかし、このロータリー内においては、
ロータリー出入口にある信号を場合によっては無視することも可能
という暗黙の了解があります。
今回冬場で路面がすでに雪で覆われていたので写真が撮れなかったので、
言葉だけの説明になってしまい分かりづらいかもしれませんが、
要は停止線の有無の問題なんです。

もっとも道路標識等でも示されていますが、
このロータリーへの進入側には停止線があり脱出側には停止線がない。
つまり、ロータリーから出る場合、信号が赤でもそのまま通行が可能ということになります。
これは道路から左折した時にある信号をイメージしてもらえたら分かりやすいかもしれません。
ただし、横断歩道等があるので歩行者がいる場合はもちろん必ず停止しなければなりません
これ、運転手側も歩行者側も十分に気を付けなければならないところです。
(時々横断歩道歩いてるのに突っ込んでくる車があるので…)

以上のローカルルールをまとめますとこうなります。

~~~~~~~~~~~~~~~
◎走行の優先順位は
  ①国道40号線からの進入車両
  ②ロータリー内を走行中の車両
  ③その他
<具体例>
 旭橋からの進入時:優先だが徐行して進入
 昭和通りからの進入時:優先だが徐行して進入
 緑橋方面からの進入時:旭橋方面からの進入車両及びロータリー内走行車両通過後に進入
 9条通り方面からの進入時:同上
 買物公園方面からの進入時:同上
 常盤公園側からの進入時:昭和通り方面からの進入車両及びロータリー内走行車両通過後に進入

◎ロータリー内からの脱出時には信号の如何に寄らず歩行者に十分注意をして離脱する。

~~~~~~~~~~~~~~~

こうしたローカルルールが道交法的にどうなのかは分かりませんが、
現実として存在しそれが暗黙裡に守られている現状からして、従っておく方が無難であると思います。
特にここを初めて走行するという方の場合は。

地元の旭川市民の中でも、
遠回りになったとしてもこのロータリーを避ける人がいる
くらいです。
走行する際は交通ルールを守って十分注意してください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、いろいろ書き連ねましたが、
最後にこの常盤ロータリー付近での観光スポットというか、
見どころをいくつか…。

まず、上記の文中にも出てきた「旭橋」について。

この石狩川と牛朱別川にかかる旭橋は、もはや旭川のシンボルといっても過言ではない橋です。
この橋にさしかかる手前では車線数減少の標識があります。
asahikawa_rotary (13).JPG

ちょっと分かりづらいですが、車線数減少とはいえ、道幅にはかなりの余裕があります。

なぜこうなっているかというと、
この旭橋は戦前、陸軍の師団に通じる道路としての役割を担っていました。
そして戦時色色濃い昭和7年、軍からの要請もあって、「戦車が通れる強度」で建設された橋なのです。
もちろんそうした触れ込みだったようですが、
当時を知る古老たちの口には、実際この橋を戦車が走ったという話しは膾炙するところだ。
北海道三大名橋の一つ。
cf,旭橋(Wikipedia)

それから、もう一つは「常盤公園」である。
旭橋の袂に位置するこの公園は、
旭川駅前より続く日本初の歩行者天国・買物公園通りの喧騒を忘れさせてくる静かな場所だ。

ハッキリ言って、何もないwww

だが、旭川にはプロ野球などの試合も行われるスタルヒン球場という野球場があるのだが、
その球場に名を冠する戦前のプロ野球界の大投手・スタルヒンは、
幼少時、この公園内にあった運動場で野球と出会ったという話しは地元・旭川ではとても有名だ。
スタルヒンの輝かしい記録とその数奇な人生はwiki先生に譲るが、
この公園もまた、訪れておきたいところだ。
でも、ホント何もなくてイイ! そこがいいwww

cf,スタルヒン(Wikipedia)

あとこの常盤ロータリー近くだと、
旭川屈指の名店・馬場ホルモンというお店があるのだが、
そこはまた別の機会に紹介することにします。
いやあの店なにがすごいって、実h……(以下略)

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