ニューエクスプレス津軽語
第1課「はじめまして」 pic.twitter.com/ZKlrDdL22c
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月10日
誤字:クィデ ヘケ → クィデ ケヘ
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月10日
「ヘェクテラナ」を「平気ですね」と解釈する方が多いですが、「早いですね」が正解のつもりです。
「へ」の綴りは、この表記法で広いエ е になっています。「平気」であれば狭いエ э になりますし、活用語尾も違う形になるはずです。
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
これネイティヴ話者が一部理解できないのは、カナ文字への写し方の問題に思われる(言語学的感覚でIPAから変換してるので、日本語話者が普通に聞き取った感覚に必ずしも一致しない)
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
教訓:シラビーム方言で鼻音ガを「ンガ」で表記すると音節数が狂うので正しく認識されない
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
余談ですが
❌ 日本語が訛って津軽弁になった
⭕️ 本来は津軽弁に似た言語が日本広域に分布していたが、1300年前頃に関西で大規模な訛りが発生して全国を席巻し、これら方言が混ざりあいながら音が潰れて現在の津軽弁になった
という認識が正しいと思われます
訛っているのはお互い様ということです— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
例えば津軽弁では、バ行やダ行が
mb-「ンバ」 nd- 「ンダ」
と素早く発音されますが、これは1000年以上前の関西方言の発音をそのまま残していると言えます— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
津軽弁で場所を表す「〜さ」は「様」が変形したものです
様は本来「その様な方角」を示す単語で、現代日本語では敬称に転じました
そもそも日本語の「〜へ」は太古に存在せず、「海辺」「窓辺」「前(目-辺)」などの「辺」の転用
沖縄語では「〜んかい」で、諸説ありますが「〜に向かい」の変形です
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
かつて東北弁に似た言語が日本に広く分布していた証拠として、八丈島方言、出雲方言、長野の秋山方言、山梨の奈良田方言など、全国の秘境に東北訛りに似た特徴が見つかります
ただしガ行鼻音は、古代由来ではなく東日本で新たに獲得された音で、標準日本語にも採用されましたが若者で消えつつあります
— すきえんてぃあ@カワハロ→ならこす (@cicada3301_kig) 2018年10月11日
これは地味に欲しいかもwww
ラジオ体操 第1(指導入り) 津軽弁